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東光電気、ワイヤレスグルーが共同出展  米エネルギー展で

【ラファイエット(米カリフォルニア州)25日PRN=共同JBN】ワイヤレスグルーネットワークス社(Wireless Glue Networks, Inc.)と同社のパートナーであるGKBテクノロジー・カンパニー社は25日、東光電気株式会社のために開発された最新のエネルギー管理・制御システムをディストリビューテック展(DistribuTECH、http://www.distributech.com/index.html)に出展すると発表した。このシステムを使えば、顧客はエネルギー消費をリアルタイムで計測でき、さらに分散型電源を使用する場合、エネルギー使用を自動的に制御する需要反応(DR)プログラムを導入することができる。

ワイヤレスグルーネットワークス社の社長兼最高経営責任者(CEO)、ピーター・マッケイブ氏は「東光電気は2011年3月の大震災後の日本市場の重大な時期に、エネルギー管理の最先端を走っている」として次のように述べた。「エネルギーの市場・管理チャンネルを持つ東光電気とエネルギー・システムをスマートグリッドのエッジからクラウドまで調整する能力を持つワイヤレスグルー社が一緒になることで、エネルギー計測・管理の面で、ユニークで、世界中で応用が可能な提携関係ができた」

東光電気システムソリューション部の斎藤欽也技術営業担当部長は「日本市場における東光電気の経験とワイヤレスグルー社のソフトウエア・プラットホームの結びつきは、需要サイドのエネルギー管理の面で理想的だと考えている。このソリューションは日本以外でも利用することが可能だ。このソリューションは早稲田大学が行っている東京における需要反応プロジェクトの中心的な眼目点にもなっている」と述べた。

東光電気の「インテリジェント・ネットワーク・コントローラ(iNC)」はワイヤレスグルー社の「スマートエッジ・エネルギー・マネジメント・プラットホーム」を使い、次世代のクラウド・ベースのサービスとしてビル管理者、テナントによる需要反応の導入、エネルギー使用量・コストの管理、制御、事業パフォーマンスの向上を可能にする。

同コントローラが競合ソリューションに対して持っている主な強みは、顧客がいろいろな施設で使っている複数の通信プロトコルを処理して、エネルギーのデータをリアルタイムでクラウドに送れることにある。

東光電気とワイヤレスグルー社は、1月23から26日まで米テキサス州サンアントニオで開催されるディストリビューテック展の4446番ブースに出展する予定。

▽東光電気株式会社について
東光電気(東証:6921)は、東京に本社を持つ東京電力株式会社(TEPCO)のグループ企業で、電気計器ならびに関連インフラ製品の製造を行っている。

▽ワイヤレスグルーネットワークス社について
ワイヤレスグルー社は米国に本拠を置く企業で、日本では複数のオフィスを持ち、商用、産業市場向けにリアルタイムでエネルギー・データの捕捉、伝送するためのソフトウエア、ハードウエアを提供している。詳しい情報はウェブサイト(http://www.wirelessglue.com)を参照。

▽GKB社について
GKB社は日本に本拠を持ち、電力会社関連のコンサルテーション、提携を専門にしている。


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