日本ガイシ、車載用高精度NOxセンサーの生産能力増強 47億円投じ
高精度NOxセンサー(写真・日本ガイシ) 日本ガイシは、自動車の排ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)を測定する車載用の高精度NOxセンサーの生産能力を増強することを決定した。2014年までに年間生産能力を現在の240万本から700万本へ増強する。総投資額は47億円。
投資先は、日本ガイシ小牧事業所、NGKセラミックデバイス(愛知県小牧市)の素子製造工程とNGKセラミックスポーランド(ポーランド・グリヴィツェ)のセンサー組立工程。
日本ガイシと独・コンチネンタル社が開発、商品化した車載用NOxセンサーは、自動車の排気管に装着され、排ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)濃度をppm(100万分の1)レベルの高精度で測定できる世界初の製品。
排ガス中のNOx濃度を検知して排ガス浄化装置の制御やその故障診断に使用される。日本ガイシが製造するNOxセンサーにコンチネンタル社が制御回路を組み合わせて車載用の最終製品とする。
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- [四輪・二輪]日本ガイシ、車載用高精度NOxセンサーの生産能力増強 47億円投じ 2012/01/26 木曜日