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エアキャップA330、露アエロフロートに10機リース

 【アムステルダム13日PRN=共同JBN】エアキャップ・ホールディングズ社(AerCap Holdings N.V.、NYSE:AER)は13日、ロシア国営航空会社アエロフロートにリース期間9年から10年で10機の新型エアバスA330-200旅客機をリースする契約に署名したと発表した。これら旅客機はエアキャップが2006年12月に発注した20機と2007年4月に発注した10機のA330の一部である。

 アエロフロート向けの旅客機はロールスロイス・エンジンを搭載し2008年11月から2010年4月の間に引き渡される。

 エアキャップの欧州・中東・アフリカ・アジア太平洋担当航空機マーケティング責任者兼エアキャップ・グループ・サービシズ最高経営責任者(CEO)のスーレン・フェーレ氏は「昨年10月のA320旅客機6機に関するエアロフロートとのリース契約に続き、この新しい契約でさらにアエロフロートとの関係を拡大し、アエロフロートの旅客機更新プロセスをサポートするのは大変な喜びである。アエロフロートは世界最大の航空会社のひとつであり、ロシアは航空市場で最も急速に成長している国のひとつであるため、今回の契約はこの地域における当社のプレゼンスを強化するための極めて魅力的なビジネスチャンスを与えてくれる」と語った。

 ▽アエロフロートについて
 JSCアエロフロート・ロシア航空(AFLT)はロシアの国営航空会社である。アエロフロートはロシア国内最大の航空会社として年間800万人を運び、関連会社を含めると年間旅客数は1000万人を超える。この数字はロシア国内の航空便利用者の約4分の1に当たる。アエロフロートは83機を保有し世界47カ国の93都市へ旅客便を出している(1日当たり302便)。アエロフロートはロシアにおける国際便の51%、国内便の12%を占めている。2006年の純益は2億5810万ドル。アエロフロートはロシアで最初にIATAの安全運航監査であるIOSAの認定を受けた航空会社である。

 ▽エアキャップについて
 エアキャップは世界的な総合航空会社で、航空機、エンジンのリース、取引、部品販売市場で主導的な地位にある。また、航空機管理サービスを提供し、航空機、エンジンのメンテナンス、修理、オーバーホール・サービス、航空機分解を行っている。同社が所有、発注済み、契約または仮契約中、管理下の航空機は316機、商業用エンジンは69基に上る。エアキャップの本社はオランダで、アイルランド、米国、中国、英国に事務所がある。

 (共同通信PRワイヤー)


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