富士通がライセンス計画に参加、ブルーレイ特許
【ニューヨーク19日PRN=共同JBN】ワンブルー社(One-Blue LLC)は19日、情報・通信のグローバルリーダーである富士通がこのほどワンブルー社の製品ライセンシング・プログラムに特許権許諾者(ライセンサー)として参加したと発表した。富士通は、ブルーレイディスク(Blu-ray Disc、商標)製品技術の開発に貢献してきており、サイバーリンク、デル、ヒューレット・パッカード、日立、JVCケンウッド、LG電子、パナソニック、パイオニア、フィリップス、サムスン、ソニー、太陽誘電、ヤマハなど現在までの特許権許諾者グループに加わることになる。
ワンブルー社のロール・クレイマー最高経営責任者(CEO)は「富士通がライセンシング・プログラムにライセンサーとして加わったことを歓迎し、喜んでいる。富士通はブルーレイディスク(商標)標準の開発、展開にコミットしてきており、同社の特許が加わることによって、ワンブルーに加わるライセンサーとライセンシーの双方のモチベーションが上がることを望んでいる」と語った。
ワンブルー社はブルーレイディスク(商標)製品にとって不可欠な特許のライセンシング・プログラムを管理しており、特許権許諾者の共同使用許認可代行会社である。ハードウエア、ソフトウエア製品については、ブルーレイディスク(商標)、DVD、CDの基本的特許が、ディスク製品については、ブルーレイディスクの基本特許が製品ライセンスの対象となる。ワンブルー社は革新的な特許プールとして、特許の使用範囲を整備し、コストを削減し、かつ光ディスク分野における特許制度の公正な運用を助長している。
ブルーレイディスクに使用されている光フォーマットの基本諸特許のすべての保有者に対し、保有特許を評価のために提出し、新規ライセンサーとしてライセンス事業計画に参加する門戸が開かれている。ワンブルー製品ライセンス事業計画の下でひとつまたは複数のブルーレイディスク製品のライセンスを得ることに関心がある企業は、下記の電子メール・アドレスでワンブルー社に連絡するよう要請する。
ワンブルーのライセンシング・プログラム、関連する関連のライセンス料についての詳しい情報はウェブサイト(http://www.one-blue.com)を参照。
さらに詳しい情報に関しては、下記の問い合わせ先まで。
Ashley Teitelbaum of One-Blue
info@one-blue.com
+1-212-223-3190
▽ワンブルー社について
ワンブルー社(One-Blue, LLC)はブルーレイディスク(Blu-ray Disc、商標)製品に関する必須特許の製品ライセンスを管理する独立系ライセンス企業である。
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- [家電・弱電]富士通がライセンス計画に参加、ブルーレイ特許 2012/01/23 月曜日