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国交省がトヨタ自バイオエタノール混合率10%燃料対応車を認定

 トヨタ自動車は14日、バイオエタノール混合率10%燃料(E10)対応車として、カローラフィールダー1.8L 2WD(CVT)の国土交通大臣認定を取得した。同車は環境省の「地球温暖化対策技術開発事業」(E10利用実証事業)で、E10対応車による実走行を3月末に計画している大阪府に提供する予定。

 トヨタ自動車では、CO2削減、化石燃料の消費抑制の観点から、バイオエタノール燃料をガソリンへの混合燃料として普及させることを推進しており、既に2006年6月以降に世界各地で生産している全てのガソリンエンジン車において、燃料系部品の材質変更を行うなど、E10への技術的対応を完了している。

 また、今年1月からはタイでカローラアルティスのE20対応車を、ガソリンとエタノールなどの混合燃料が使用できるFFVについては2007年5月からブラジルでカローラFlex、カローラフィールダーFlexの販売を開始しているほか、米国においてもタンドラ・セコイアのFFV(E85)を今年中に販売する予定。

 トヨタ自動車は、CO2の削減に向けた燃費の向上、排出ガスのクリーン化、化石燃料の消費抑制を視野に入れたエネルギー多様化への対応に取り組んでおり、今後も「サステイナブル・モビリティ」の実現に向けて、各国、各地域毎の政策やインフラ状況、およびお客様のニーズを踏まえ、「適時・適地・適車」の考えのもと、環境対応技術の開発とエコカーの展開を積極的に推進していく考え。


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