北京-ラサ直行便を開設、中国国際航空
【北京16日PRN=共同JBN】中国国際航空(エアチャイナ)は15日、北京-ラサ間に1日1便の往復直行便を就航させた。両都市を結ぶ定期便は初めて。
中国国際航空は航路上の高原地形に適合するよう改良されたエアバスA319を使用。乗員は「世界の屋根」ヒマラヤの上空飛行に豊かな経験がある。毎日運航される便はCA4125/6。片道所要時間はわずか4時間と従来の成都経由に比べ2時間短縮される。運航は当面、2都市間の直行便に限定、繁忙期にはこの路線に大型機のエアバスA330を動員する。
中国国際航空はチベット空路網構築の推進、自治区の経済、文化、観光発展に積極的に取り組んできた。今は北京、成都、重慶、カトマンズ(ネパールの首都)とチベットのラサ、ニンティ、バンダ間を運航。12月15日の直行便就航により、中国国際航空はチベット便を週100便以上運航するようになった。新路線導入で旅行者の選択肢が増えてチベット訪問客の増大につながり、ひいては地域経済成長を促進することになる。
前後の記事
記事バックナンバー
- [航空・宇宙]北京-ラサ直行便を開設、中国国際航空 2011/12/16 金曜日