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初めて40億ユーロ超える、カールツァイスの年間売上

【シュツットガルト14日PRN=共同JBN】カールツァイス(Carl Zeiss AG.)が年間決算を発表した。2010/2011会計年度の同社の売上高は42億3700万ユーロ(前年は29億8100万ユーロ)で、10%(*)の増加である。EBIT(金利税金控除前利益)は6億700万ユーロで、この金額は前年の金額(4億2300万ユーロ)を大きく超えている。カールツァイスのミハエル・カシュケ社長兼最高経営責任者(CEO)は「ほぼすべての業績指数で記録的な数字を達成した。カールツァイスは収益性のある持続可能な成長を続ける道を進んでおり、技術リーダー、世界的プレーヤーとしての地位をさらに強化した」と語っている。同社は売上高の87%をドイツ以外で稼ぎ出した。特に売上高が大きく成長したのはアジア(+12%*)と米州(+11%*)だった。

詳しい情報はhttp://www.zeiss.de/pressへ。

*2010/2011会計年度の初めから累進焦点レンズのメーカーであるカールツァイス・ビジョン(2010/11会計年度の売上高は約8億5000万ユーロ)は独立の事業グループとして統合され、初めて財務諸表で完全連結された。記載されているこの変更はカールツァイス・ビジョンを含むカールツァイス・グループの比較可能な見積もりの数字に基づいている。

▽カールツァイスについて
カールツァイス・グループは光学、オプトエレクトロニクスの分野の国際的リーダーである。産業用ソリューション、研究用ソリューション、医療技術、消費者光学の市場で、カールツァイスは160年以上にわたって全世界の技術進歩に貢献している。

革新的な技術と先端的なソリューションによってカールツァイスは半導体製造技術、産業用度量衡学、顕微鏡検査、医療技術、視力ケア、消費者光学/光電子工学の分野で成功を収めている。世界30カ国以上に約30の生産拠点、約50の販売、サービス拠点がある。カールツァイスAGはカールツァイス・シティフトゥンク(カールツァイス財団)が全面所有している。同社は1846年にイエナで創立され、本社はドイツのオーバーコッヘンにある。


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