新日鉄と住金、経営統合を公取委が承認 来年10月に合併へ
新日本製鐵と住友金属工業は14日、公正取引委員会より両社の経営統合が承認されたことを発表した。両社は今年2月に経営統合に向けた検討開始に合意し、5月31日に合併に関する計画届出書を提出して以降、これまで公取委の審査を受けていた。今後は外関係当局の認可取得を進め、10月1日付の合併を目指す。
両社は今回の承認を受け「総合力世界No.1の鉄鋼メーカー」へ向けて具体的な統合準備を加速度的に進める。また、海外関係当局の認可取得に向けた取り組みを引き続き行う。来年4月には合併契約を締結し、6月に開催されるそれぞれの株主総会での承認を経て、10月1日に合併する予定。
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- [資源・鉄鋼]新日鉄と住金、経営統合を公取委が承認 来年10月に合併へ 2011/12/14 水曜日