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中部電力、タイの風力発電事業に参画 海外では初展開

 中部電力は12日、タイ北東部における風力発電事業に参画することを発表した。同社が海外の風力発電事業に参画するのは初めて。事業参画に伴い、事業会社であるFirst Korat Wind社およびK.R.Two社の株式それぞれ20%を取得した。

 本事業は、ナコーンラーチャシマー県地内(バンコク北東約260キロ)において、合計18万kW(計9万kW×2)の風力発電事業を約37平方キロの土地において実施する計画であり、2013年3月の完成予定時には、本格的規模での商業運転として、同国における初めての風力発電プロジェクトとなる予定。

 なお、発電した電力はタイ発送電公社との電力売買契約により、同社に卸販売する。

 本事業の共同出資者は、タイ国におけるローカルパートナーであるラチャブリ発電持株会社およびAeolus Power社(土木エンジニアリング会社であるDEMCO社とデベロッパーであるWind Energy Holding社が出資する持株会社))となる。


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