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三菱化学、中国でリチウムイオン電池用負極材の製造能力を強化

 三菱化学は6日、同社100%子会社である青島雅能都化成有限公司(中国)においてリチウムイオン電池用負極材の製造能力倍増することを決定した。青島雅能都化成有限公司は現在、年産4000トンの負極材製造設備を有している。

 本格的に市場が拡大する車載用途やスマートフォン用途などに対応するため、約15億円を投じて製造能力を4000トン増強し、2012年秋に年産8000トンとすることを決定した。

 当社は、他社に先駆けて中国における負極材の製造能力を増強することにより、いっそうの競争優位性を確保する。また、さらなる増設も視野に入れ、隣接する将来用地を既に取得している。


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