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日本のロボットとドイツの自動車は似合いのカップル?

 【ベルリン、東京8日PRN=共同JBN】ドイツの自動車産業は産業ロボットの販売をこれまで以上に拍車を掛けている。ロボット産業専門家は、ロボットの売上高が一部のセグメントでは2011年に40%増加し、最高の売上高記録を達成するとみている。日本の安川電機を含む外国からの投資によってドイツのロボット産業に一層の拍車がかかった。ドイツ貿易・投資振興機関(Germany Trade & Investment)は11月9-12日に東京で開催される今年の国際ロボット展(IREX)に専門家を派遣する。

 ベルリンのドイツ貿易・投資振興機関のロボット産業専門家であるマルコ・コルベ氏は「ドイツの製造業はその効率と品質で世界中に知られている。ドイツの強力な経済活動によって、企業が生産ラインの効率化のために投資することが可能となり、ロボットの導入が増えた」と語った。

 最大の販売増加が期待される産業セグメントを個別でみると、組立・取扱技術42%増、ロボット工学38%増、イメージデータ・プロセッシング20%増で、2011年の総売上高は140億ドル(103億ユーロ)を超えるとみられている。

 日本のロボットメーカーの安川電機は最近、ミュンヘン近郊の新規欧州本社に数百万ドルの投資を行うと発表した。同社は2012年8月に新しい施設に移動する予定。

 コルベ氏はさらに「安川電機の投資が示すように、ドイツは外国企業が欧州本社を設置するには理想的な地点である。ドイツから、産業ロボットメーカーはドイツの世界クラスのメーカーだけでなく欧州市場全域に手が届く」と語った。

 ドイツ貿易・投資振興機関は、ドイツ連邦政府の対外貿易、対ドイツ投資振興機関である。同機関はドイツ市場へのビジネス活動拡大を望む外国企業に助言する。また機関は外国市場への参入を望むドイツ企業へは対外貿易に関する情報を提供する。


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