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ブラジルでリゾート施設を建設、BHGが販売へ

 【サンパウロ21日PRN=共同JBN】テラビスタ・ツーリスト複合施設内にブラジル・ホスピタリティ・グループ(BHG S.A.)が開発する、クチャイ・テラビスタ・トランコーゾ(Txai Terravista Trancoso)は、クチャイ・リゾートのホテルサービスが付属し、顧客に他では味わえない体験を提供する不動産物件を販売する。

 建物は建築家のパトリシア・アナスタシアディスが担当、青写真段階では、この建築家の特徴がうかがえる設計だ。ランドスケープデザインは、ジル・フィアーリョが担当する。複合施設には自然との一体化と持続性をテーマに作られたバンガロー、ビラ、戸建て住宅が合計69棟あり、ここだけでしか味わえない豊かな体験を顧客に提供する。パトリシア・アナスタシアディスはリゾートのインテリア・デザインも手がけており、ビラとバンガローはクチャイ・リゾートの基準に合った設備と室内装飾が施されたマンション・ホテル形式で販売される。

 敷地全体の面積は約7万平方メートルで、ワインセラーを備えたレストラン、キッズ・クラブ、ラウンジ、小規模会議用スペース、プール、プールサイドバー、フィットネス・センター、ウェットおよびドライの両方のサウナを備えたすばらしい完璧なスパ、ハイドロマッサージ、マッサージ室、美容トリートメント室などの基本施設が備わっている。

 またプライベートの空港、ヘリポート、毎年選手権や国際競技が行われる素晴らしいゴルフコースなど現地にある施設はすべて利用可能だ。

 国際的な評価に加え、ゴルフコースはゲスト、オーナーともに利用可能で、300ヘクタール以上の区域に広がるゴルフコースは、大きな環境破壊をすることなく、自然の地形に合わせた形で設計された。周辺地域の地形や植生はゴルフ・プレーヤーにとってハザードとしてコースの特色であるように保存、手入れされている。これは国際的には「エコロジカル・ゴルフ」と呼ばれている手法だ。最初の9ホール(1番ホールから9番ホールまで)は、保護対象で、特徴的な気温、湿度をもたらすマタ・アトランティック熱帯雨林に囲まれた場所に組み込まれた形になっており、後半9ホール(10番ホールから18番ホールまで)は、ビーチに近い場所でプレーする。うち4ホールは海のすぐ横の断崖の上で、風がゲームの要素となって、ゴルファーにとっては高い熟練度が求められる。

 クチャイ・テラビスタ・トランコーゾは2012年7月に建設を開始、2014年12月に営業開始を予定している。


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