三菱電機、パワー半導体モジュール生産能力強化へ 中国に合併会社
三菱電機は27日、中国で製造委託している「捷敏電子(上海)有限公司」とパワー半導体モジュールの製造に関する合併会社を設立することを発表した。出資比率は三菱電機が7割、捷敏電子(上海)が2割、三菱電機(中国)が1割。2012年1月から生産を開始する。
同社によればパワー半導体は、世界的な省エネ意識の高まりに伴い、インバーターエアコンを中心とする民生市場をはじめEV/HEV市場、一般産業市場、電鉄市場、太陽光・風力発電市場など幅広い分野で需要が拡大している。
成長著しい市場の要求に対応するため同社では今般、アセンブリー・テスト工程の製造委託先として協力関係にある「捷敏電子(上海)有限公司」と合弁会社の設立を決定、パワー半導体の生産体制増強を行う。
新会社は2012年1月に民生用及び一般産業用のパワー半導体モジュールの生産を開始し、2015年の中国でのアセンブリー・テスト工程の生産能力を2011年比で2倍に増強する。
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- [電子・半導体]三菱電機、パワー半導体モジュール生産能力強化へ 中国に合併会社 2011/09/27 火曜日