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三菱電機、伊丹製作所の生産能力増強 鉄道車両用電機品関連で

三菱電機
生産・開発検証棟の完成予想図(写真・三菱電機)
 三菱電機は21日、兵庫県尼崎市の伊丹製作所に、鉄道車両用電機品の生産・開発を検証する新棟「生産・開発検証棟」を建設することを発表した。投資額は約37億円。2013年12月末の竣工、2014年1月からの稼動を開始を目指す。

 新たに建設される「生産・開発検証棟」は、延床面積約1万5000平方メートルの地上5階建。主に、生産・試験エリア、設計・開発エリアが設けられ、トレインビジョン、列車情報管理装置などの鉄道車両用情報機器が生産される。

 同社では、国内外の鉄道事業需要の拡大を見込み、2015年度の鉄道事業売上高2300億円を掲げている。

 この計画の達成には、今後需要増加が期待されるトレインビジョンや効率的な運行管理を実現する列車情報管理装置など鉄道車両用情報機器への対応力強化が必要と考えており、これら製品の生産能力拡大や品質の更なる強化を目的とした開発検証機能を整備するため、今回の「生産・開発検証棟」建設に至った。


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