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川崎重工、インドネシア向けにガスタービン発電設備を納入

川崎重工
納入したガスタービン発電設備(写真・川崎重工)
 川崎重工業は12日、東南・西南アジアのガスタービンの販売サービス拠点である、カワサキ・ガスタービン・アジア社を通じて、双日および同社の現地法人である双日インドネシア社の協力もとに、インドネシアのユーロアジアティック社に、発電出力7200キロワット(kW)を有するガスタービン発電設備を納入したと発表した。

 今回納入したガスタービン発電設備は、ユーロアジアティック社が、住友ゴム工業の現地法人であるスミラバーインドネシア社の工場内に建設したコージェネレーションシステムとして設置される。

 このコージェネレーションシステムは、自社開発のカワサキガスタービン「M7A-03」を主機とする天然ガス焚きのガスタービン発電設備「GPB80」と排熱回収ボイラで構成されている。システムは、ガスタービン発電設備によって発生する電力に加えて、ガスタービン発電設備の排ガスを排熱回収ボイラで蒸気として回収。このシステムにより発生する電力と蒸気は、工場内の生産設備に全量供給され、エネルギーの安定供給に寄与する。


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