現在位置: HOME > ニュース&コラム > ビジネス・産業 > 国際情報


タイにドライブライン製造施設、米AAM社がアジア拠点拡充

【ラヨーン(タイ)9日PRN=共同JBN】ニューヨーク証券取引所(NYSE)にAXL名で上場しているアメリカン・アクスル・アンド・マニュファクチャリング・ホールディングス(AAM)は9日、タイのラヨーン県ヘマラート・イースタン・シーボード工業団地にラヨーン製造施設を開所したと発表した。

ラヨーン製造施設のプラントマネジャーであるジョセフ・S・タン氏は、同地域向けに高度技術による実証済みドライブライン製品の製造を監督する。施設で製造される製品は、前車軸、後車軸、ドライブシャフトが含まれる。

AAM執行副社長(世界業務担当)のジョン・J・ベランティ氏は「われわれはアジアで6番目となる地域製造事業の開所を心から喜んでいる。ラヨーン製造施設によってわれわれは、世界クラスの品質、納入、信頼性、卓越した保証付きパフォーマンスの当社の歴史的実績を生かすとともに、世界で2番目に大きい軽トラック市場における世界的な拡張戦略をさらに進めることができる」と語った。

AAMアジア社長でAAM副社長であるスティーブン・J・プロクター氏は「アジアの有益な成長は当社の世界ビジネス戦略の主要な要素である。この新しい製造施設はアジアに対するこのようなコミットメントの現れであり、地域全体の当社顧客と今後の新しい顧客に先端技術の製品を供給することができる」と語った。

ラヨーン製造施設は、約12万5000平方フィートの製造スペース占める地域製造プラントであり、1万3000平方フィートの管理部門が付属している。施設には現在、195人の社員が雇用されている。施設は全面的に稼働する際には、エンジニアリングおよび製造関連社員が約275人となる。

▽AAMについて
AAMはトラック、スポーツ用多目的車、乗用車、クロスオーバー・ユーティリティ・ビークル(XUV)向けのドライブラインとドライブトレインのシステムおよび関連部品・モジュール、シャーシ・システム、金属成形製品の製造、エンジニアリング、設計、検証の世界リーダーである。AAMは米国(インディアナ、ミシガン、ニューヨーク、オハイオ、ペンシルベニア各州)にある拠点に加えて、ブラジル、中国、ドイツ、インド、日本、ルクセンブルク、メキシコ、ポーランド、韓国、スウェーデン、タイ、英国にもオフィスもしくは製造施設を保有している。


関連記事

powered by weblio


前後の記事



記事バックナンバー

購読のご案内

取材依頼・プレスリリース

注目のニュース
最新の産業ニュース
写真ニュース

最新の写真30件を表示する