トヨタ自動車、カムリをハイブリッド車へ移行
全面改良を行ったカムリ(写真・トヨタ自動車) トヨタ自動車は5日、中型セダン「カムリ」を5年ぶりに全面改良し発売することを発表した。今回の改良では全車、新開発エンジンを採用したハイブリッドシステムを搭載すると共に、トヨタカローラ店のフラッグシップに相応しいプレステージ感などを加えた。同車は堤工場で生産される。月の販売計画は500台。主な特長は次の通り。
<主な特長>
▽高級感・存在感あふれるセダンスタイル
高級感と先進性を調和させたフロントビュー、居住性と空力性能を確保しながら躍動感を感じさせるサイドビュー、ワイド感と安定感を表現したリヤビューにより、一目で高級感を印象づける堂々としたセダンスタイルを追求。
▽全車ハイブリッドシステム搭載による圧倒的な燃費・動力性能
新開発の2.5Lアトキンソンサイクルエンジンを採用し、ハイブリッドシステム<THS II>をさらに効率化し全車に搭載。燃費はコンパクトカーレベルの10・15モード走行燃費26.5km/L・JC08モード走行燃費23.4km/Lを達成するとともに、3Lクラスのガソリンエンジン搭載車に匹敵する動力・加速性能も実現。
▽クラス最高レベルの静粛性と安全性能
圧倒的な静粛性で定評のあるハイブリッドシステムの採用に加えて、風切音やロードノイズを低減し、走行中でも会話のしやすい室内を実現。
全方位コンパティビリティボディ構造、歩行者傷害軽減ボディ、むち打ち傷害軽減フロントシート(WILコンセプトシート)を採用するとともに、合計7個のSRSエアバッグシステムを標準装備し、自動車アセスメント(JNCAP)で最高レベルに相当する安全評価を確認(社内評価)。
▽上質で広々としたインテリア
広々とした後席膝もとスペース、ハイブリッドセダン最大級のトランク容量、調整自由度を広げたドライバーズシートポジションとあいまって、FFレイアウト・ワイドボディにより定評のあるゆとりをさらに磨いた世界基準のパッケージを実現。
豊かな広がりを強調したインストルメントパネル、操作性に配慮したコクピット、包まれ感のある助手席、精緻なステッチを施し高級感を演出したソフトパッドなどにより、上質で開放的なインテリアを創出。
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- [四輪・二輪]トヨタ自動車、カムリをハイブリッド車へ移行 2011/09/06 火曜日