伊トスカーナ州、非居住者用不動産で外国人投資誘致
【フィレンツェ(イタリア)7日PRN=共同JBN】イタリア・トスカーナ州は国外からの投資を誘致する新たな分野として、非居住者用不動産に力を入れている。これはトスカーナ地方での取引関係の樹立・開発に関心を抱いている外国企業の接触先である「インベスト・イン・トスカーナ」(http: //www.investintuscany.com)が、トスカーナのイメージと戦略的地位を活用しながら推進している新しいタイプの販売である。高級観光リゾート、一流企業の本拠地、産業用建物がこの地域で売り出される主要な不動産だ。
トスカーナ州産業振興会(Toscana Promozione)とトスカーナ州政府が開設したインベスト・イン・トスカーナは、外国企業がこの地方で新規事業を立ち上げるか投資をしたいと思うときに接触できるネットワークである。このネットワークは生命科学(バイオテクノロジー、医薬品)、情報通信技術(ICT)、物流、レジャーボーティング、再生可能エネルギー、そして今年になって加えられた非居住者用不動産の主要6分野で事業を行う。この新分野は3月11-14日にフランスのカンヌで開催される「不動産プロフェッショナル国際マーケット会議」(MIPIM)でデビューする。
インベスト・イン・トスカーナはカンヌのこの催しに参加し、新しい小企業が観光・産業・商業活動で使用できる高品質の非居住用不動産を自社のブースで展示、宣伝する。売りに出されるいくつかの主要物件は、再開発して観光リゾートに転換する素晴らしい複合施設と小村落、既存の観光事業(豪華ホテル、休暇を過ごす農家、リゾートなど)、産業用の土地再開発と新しい建物の建設、多機能センター(遊び場とスポーツ・商業・観光・レジャー施設)など。MIPIMで展示される不動産はウェブサイト(http://www.investintuscany.com)で見ることができる。
会場のブースでは技術スタッフが関心のある投資家の当初の質問に対応する。
インベスト・イン・トスカーナは、トスカーナ地方で事業を行いたい外国の投資家を支援し、無料で専門的かつ内密のサービスを提供する。同社はフィレンツェの本社と中国、ドイツ、ロシア、米国、アルゼンチン、ブラジルのオフィスを通じて、トスカーナで事業を行うことを望んでいる外国企業と投資家に対する総合的、専門的サービスの提供を目的としている。
(共同通信PRワイヤー)
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- [-]伊トスカーナ州、非居住者用不動産で外国人投資誘致 2008/03/07 金曜日