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ブリヂストン、中国で乗用車用ラジアルタイヤの生産能力を増強

 ブリヂストンは8日、中国の天津工場で乗用車用ラジアルタイヤの生産能力を増強すると発表した。中国市場での中長期的なタイヤ需要増加に対応するためで、生産能力は日産8800本増の約2万5300本に増強される。増産開始は2012年7月を予定。投資総額は1054百万元(約155億円)となっている。

 今回の増強では、ECOPIAブランドをはじめとした環境タイヤの生産能力を増強するとともに、ウィンタータイヤの中国での現地生産化を進める予定。

 同社グループは、中長期的に成長が見込まれる中国市場への供給能力を強化するとともに、市場のニーズに対して、より迅速に高品質な製品を提供する体制を構築していく。なお、同社グループのタイヤ工場は、天津工場を含めて世界20カ国、47工場となっている。


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