JFEエンジニアリング、タワー集光型太陽光発電技術を開発
JFEエンジニアリングは、タワー集光型太陽光発電(タワーCPV)技術の開発に成功した。このタワーCPVは、ヘリオスタット(太陽追尾式ミラー)を用いて、太陽光を高さ20メートルのタワー上部に設置したレシーバー(二次集光機能付き多接合型太陽電池セル)に集光し、直接発電する。
30基のヘリオスタットで行った実証試験では、集光倍率700倍、太陽電池モジュール(太陽電池セルを組み合わせたもの)1基で、最大26%の発電端効率を実現した。従来型の太陽光発電システムと比較して、発電端効率は2倍以上となり、セルの単位面積当りでは、約1400倍の発電量を得ることができる。
前後の記事
記事バックナンバー
- [電力・発電]JFEエンジニアリング、タワー集光型太陽光発電技術を開発 2011/08/05 金曜日