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<6月実績>日産自動車、国内生産2%増 海外6月では過去最高

 日産自動車が25日発表した6月の国内生産実績は、「ジューク」や輸出モデル「ローグ」が牽引して、前年度月比1.9%増の10万2390台だった。海外生産は6月としては過去最高の同比25%増の31万7441台で、これらをまとめた世界生産は単月としては過去最高の18.5%増の41万9831台だった。

 国別でみると、米国は主に「アルティマ」の台数増により、13.8%増の4万6909台。メキシコは、新型「マーチ」の純増および「セントラ」の台数増が貢献し、25.3%増の5万7614台。英国は主に「ジューク」の台数増が貢献し、13.2%増の4万4842台。スペインは主に「プリマスター」の台数増が貢献し、52.7%増の1万3891台。中国は、新型車「サニー」の純増、「キャシュカイ」の台数増が貢献し、20.5%増の11万186台で、6月としては過去最高を記録。その他の地域は、主にタイ、インド、インドネシアでの「マーチ/マイクラ」の台数増が貢献し、65.6%増の4万3999台だった。

 販売実績では、国内(軽自動車含む)では0.3%減の5万5659台。このうち国内登録車は主に「マーチ」の台数増より、4.2%増の4万5109台。軽自動車は15.7%減の1万550台だった。一方海外では、15.7%増の32万8064台で、6月としては過去最高を記録。これを含む世界販売は、13.1%増の38万3723台で、6月としては過去最高を記録した。

 海外販売を国別でみると、米国は主に「アルティマ」、「ジューク」の台数増が貢献し、11.4%増の7万1941台。欧州は主にロシアの好調、「ジューク」の純増により、7.7%増の5万7457台。中国は新型車「サニー」の純増および新型「ティーダ」、「キャシュカイ」の好調により22.4%増の10万8071台で、6月として過去最高を記録。その他の地域は、主にインド、ブラジルの台数増が貢献し、15.1%増の6万3068台だった。

 日本からの輸出では、25%増の7万5091台。地域別にみると、北米向けは主に「ジューク」、「ローグ」の台数増により、31.6%増の4万2673台。欧州向けは主に「ジューク」の台数増により、35.1%増の1万429台だった。


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