ホンダ、ベトナムに二輪車の第3工場建設 年産250万台体制へ
ホンダは25日、ベトナムに二輪車の第3工場を建設することを発表した。成長が著しい同国二輪車市場の需要に対応するためで、年間生産能力は50万台を計画。既に稼働中の第1・第2工場の生産能力を合わせれば、年産250万台体制となる。2012年後半の稼動を目指す。
第3工場は、ハノイ市の南方約40キロにあるハナム省に新たに建設する計画で、延床面積5.1万平方メートル、敷地面積27万平方メートル、従業員数は約1800名。主にスクーター系を生産する。2012年後半の稼働開始を予定しており、総投資額は約1億2000万ドル(約96億円)となる見通し。
ベトナムの二輪車市場は、2010年は販売台数269万台と前年比約2割増で引き続き堅調に推移しており、中国・インド・インドネシアに続いて世界第4位の市場となっている。ベトナムでは人々の生活に二輪車が深く根付いており、今後も経済成長とともに二輪車市場の拡大が予測されている。
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- [四輪・二輪]ホンダ、ベトナムに二輪車の第3工場建設 年産250万台体制へ 2011/07/25 月曜日