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スピリット・エアロシステムズ、新たに胴体部門担当上級副社長招く

 【ウィチタ(米カンザス州)22日PRN=共同JBN】スピリット・エアロシステムズ社(Spirit AeroSystems)は22日、同社首脳部を業務ニーズによりよく合致させる一連の組織改変を発表した。

 この日発表された主な異動は以下の通り。

 *バック・ブキャナン(Buck Buchanan)氏は最高執行責任者(COO)から、多数の戦略的イニシアチブに専念する先進プロジェクト担当の上級副社長に異動する。
 *マイク・キング(Mike King)氏は上級副社長兼COOに就任し、スピリット・ヨーロッパとノースカロライナの業務を監督する。
 *ジョン・ピラ(John Pilla)氏が現在の推進事業セグメント担当の上級副社長兼ゼネラルマネジャーに加え、アフターマーケット・カスタマーサポート組織の担当を兼務する。
 *アレックス・クマント(Alex Kummant)氏はスピリット社オクラホマ業務担当の上級副社長に就く。
 *ジョン・ルウェリング(John Lewelling)氏は企業戦略担当の上級副社長に就く。

 今回の組織改変に伴い、デービッド・コリール(David Coleal)氏は胴体セグメント担当の上級副社長兼ゼネラルマネジャーとして同社に入社する。コリール氏はその役職で、2010年に20億ドルを超える売上高を構成する同社の胴体構造・コンポーネントを担当することになる。

 スピリット・エアロシステムズ社のジェフ・ターナー社長兼最高経営責任者(CEO)は「コリール氏をスピリット・エアロシステムズのチームに迎えることができて大変うれしい。彼は業界の深い知識と経験だけでなく、戦略の焦点をもたらしてくれる」と語った。

 コリール氏は航空宇宙業界で尊敬を勝ち得ており、直近までボンバルディア社のリアジェット・プロジェクト担当の副社長兼ゼネラルマネジャーを務めていた。今回の組織改変は直ちに開始される。

 ターナー社長は「これらの指導者は当社業務のあらゆる面で卓越した業績をもたらし、当社チームの生産性と生産高を向上させながら最高品質を維持してくれると確信している」と語った。

 http://www.spiritaero.com

 ▽スピリット・エアロシステムズ(Spirit AeroSystems, Inc.)について
 米カンザス州ウィチタに本社を置くスピリット・エアロシステムズは商用航空機アセンブリーと部品の世界最大手独立系サプライヤーである。カンザス州にある施設のほか、オクラホマ州のタルサとマカレスター、ノースカロライナ州のキンストン、英国スコットランドのプレストウィック、英国プレストン、マレーシアのクアラルンプールに施設がある。フランスのサンナゼールには新しい製造施設を建設中である。米国での同社中核製品には胴体、パイロン、ナセル、翼部品が含まれている。さらに同社は北米、欧州、アジアでスペアパーツ、メンテナンス/修理/オーバーホール(MRO)、フリート・サポートサービスを含むアフターマーケット顧客サポートサービスを提供している。スピリット・ユーロップはエアバスを含む多くの顧客向けに翼構成部品を製造している。


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