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米アイダホ州の郡が建設承認 AHEI原発、福島事故後初

【ボイシ(米アイダホ州)21日PRN=共同JBN】株式公開の独立系発電事業者として初めて、そして日本の津波事故後初めて、米国の地元が原子力発電所建設を承認-。代替エネルギー・ホールディングス社(Alternate Energy Holdings, Inc.、OTC:AEHI、http://www.aehipower.com)は、アイダホ州ペイエット郡から原発建設の最終区分承認を受けたと発表した。

ペイエット郡政委員会は20日、全会一致で申請を承認した。これは同社と津波を原因とする福島事故後の国際原発復興にとって、画期的な成功である。AEHIは今や、米国の原発建設地から承認された初の株式公開独立系発電事業者となった。AEHIは米原子力規制委員会(NRC)とともに最新型原発の建設、運転許可を申請し、連邦承認手続きに入ることにしている。

AEHIのドン・ギリスピー最高経営責任者(CEO)は「この厳しい時期にわれわれとともにいた株主と支持者に感謝したい。反原発活動家が最善を尽くしたにもかかわらず、われわれはこのプロセスを完遂できると世界に証明した。バラク・オバマ大統領はじめ米政府要人が原発を支持しているため、今は連邦手続きを楽しみにしている」と語った。

▽代替エネルギー・ホールディングス社(http://www.aehipower.com)について
代替エネルギー・ホールディングスは炭素を含まない革新的エネルギー源を開発、販売している。非原発各州への発電所新設を図る米国唯一の独立系発電開発者で、アイダホ・エネルギー・コンプレックス(Idaho Energy Complex)が主要プロジェクトである。ほかに家庭、企業のエネルギー需要を削減するエネルギー・ニュートラル(Energy Neutral、登録商標、http://www.energyneutralinc.com)、携帯飲料水製造、発電、その他適切なアプリケーションのための原子炉を使って発展途上国を支援するグリーン・ワールド・ウオーター(Green World Water、商標、http://www.greenworld-h2o.com)などの事業がある。


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