日産自と三菱自、軽自動車の合弁会社「ＮＭＫＶ」を設立
日産自動車と三菱自動車は２０日、６月１日付で設立した、日本市場における軽自動車事業に関わる合弁会社「ＮＭＫＶ」（本社・東京都港区高輪）の事業概要を発表した。
新会社は、日産自動車と三菱自動車の日本市場における将来の軽自動車の商品企画とエンジニアリングを行う。日産、三菱それぞれが持つ商品企画の強みを活かし、提案力に優れた商品を企画していく。また、車両の設計・開発、部品調達等の領域についても、両社の強みを融合し、競争力のある商品を市場に投入していく予定である。
日本における軽自動車市場は、ダウンサイジングやエコカー需要の高まりの中で成長を続けているが、将来的にも新車販売台数の３分の１以上を安定的に占めると考えられている。同社での軽自動車開発を通じて、日産自動車は商品企画やデザイン面で、より日産ＤＮＡを反映した商品開発が可能となり、三菱自動車も、日産の購買力活用などによる規模のメリットを生かした、競争力の高い商品をラインナップに加えることが可能となる。
ＮＭＫＶの設立は、日産自動車と三菱自動車が２０１０年１２月に合意した事業協力関係の拡大プロジェクトの一環である。
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- ［四輪・二輪］日産自と三菱自、軽自動車の合弁会社「ＮＭＫＶ」を設立 2011/06/21 火曜日
