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三菱自動車「アイ・ミーヴ」生産ラインを主力ラインに移管

三菱自動車
ラインの様子(写真・三菱自動車)
 三菱自動車は17日、水島製作所(岡山県倉敷市)で生産している新世代電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーヴ)」の生産ラインを同製作所の「商用車組立ライン」から軽四輪生産の主力ラインである「軽四輪組立ライン」へ移管し生産を開始したと発表した。

 また、車載用の電池パック組立ラインも車体組立ラインと同一敷地内に移管し、今年8月より稼動させ、能力増強を図る。

 これは2011年秋に投入を計画している北米向け「i-MiEV」や本年中の販売開始を計画している軽商用EV「MINICAB-MiEV」の生産開始に向け、EVの生産能力を増強させる為の処置である。

 これにより、今まで本工場と離れた敷地に分散していた車体組立ラインと電池パック組立ラインを本工場の同一敷地内に集約することで、より効率的な生産が可能となる。

 2011年度は「i-MiEV」、「MINICAB-MiEV」を合わせて約2万5千台(2010年度「i-MiEV」約8千5百台生産)の生産を計画している。


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