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川崎重工、マレーシア向け蒸気タービン発電設備を受注

 川崎重工業は16日、台湾のエンジニアリング大手、シー・ティー・シー・アイ・コーポレーションから定格出力37.6MWの蒸気タービン発電設備3基を受注したと発表した。最終顧客はマレーシアの独立系電力会社であるキマニス・パワー社で、2012年6月から順次引き渡す予定。

 キマニス・パワー社は、マレーシアのサバ州に、ガスタービン発電設備と蒸気タービン発電設備を組み合わせた総発電容量300MWのコンバインドサイクル発電設備を建設中。本発電設備で発生した電力は、サバ州内に供給される。

 シー・ティー・シー・アイ・コーポレーションは、キマニス・パワー社より本プロジェクトの設計・調達・建設を請け負っており、今回、川崎重工はそのうちの蒸気タービン発電設備を受注したもの。


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