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富士フイルム「超広幅フジタック」生産能力増強、160億円投資

 富士フイルムは8日、フラットパネルディスプレイ材料の主要生産拠点である富士フイルム九州(熊本県菊池郡)に約160億円を投資し「超広幅フジタック」の製造ラインを新設すると発表した。

 今回、建設する富士フイルム九州の第4工場第8ラインは、17台目のフジタック製造ラインであり、平成24年12月に稼動する予定。

 新工場では、「超広幅フジタック」の中でも大型液晶テレビの表示方式のひとつである「VAモード」に使用され、液晶テレビの視野角の拡大やコントラストの向上に寄与する「VA用フィルム」を生産する。最大2300mmの「超広幅VA用フィルム」の生産が可能で、40インチ以上の大型液晶テレビの効率的な生産に貢献する。


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