東邦亜鉛、小名浜製錬所で操業再開 今後の生産見通しも発表
東邦亜鉛は、震災の影響で停止していた小名浜製錬所(福島県いわき市)の操業が再開したと発表した。6月1日から亜鉛原料処理工程の操業を再開し、先行して5月28日から酸化亜鉛の生産等のリサイクル工程も操業を再開している。
減産していた安中製錬所(群馬県安中市)も、小名浜製錬所の操業再開に伴い徐々に通常操業となる見込みであるとも発表した。
また、亜鉛製品の今後の生産見通しについては、亜鉛系2工場が通常操業に戻るものの、平成23年度上期(4月~9月)の亜鉛製品の生産量は震災以降の生産障害により、当初の計画を下回る45千トン前後(前年同期57千トン)になるとした。
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- [-]東邦亜鉛、小名浜製錬所で操業再開 今後の生産見通しも発表 2011/06/06 月曜日