電力・発電関連ニュース

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　伊藤忠商事は、仏スエズ・エンバイロメントの子会社であるＳＩＴＡ　ＵＫ　Ｌｉｍｉｔｅｄ社およびＬｅｎｄ　Ｌｅａｓｅ　Ｉｎｆｒａｓｔｒｕｃｔｕｒｅ　Ｈｏｌｄｉｎｇｓ（ＭＥＮＡ）Ｌｉｍｉｔｅｄ社と共に、英国Ｓｏｕｔｈ　Ｔｙｎｅ　ａｎｄ　Ｗｅａｒ　Ｗａｓｔｅ　Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ　Ｐａｒｔｎｅｒｓｈｉｐ（ＳＴ＆Ｗパートナーシップ）と総額７億２７百万ポンド（約９８０億円）の廃棄物処理・発電事業ＰＦＩ契約に調印し、英国における廃棄物処理・発電事業に参入する。同社参画比率は２０％となる。本件は伊藤忠商事が英国で参画する初めてのＰＦＩ案件となる。

　同本契約は、廃棄物焼却・発電施設および３箇所の廃棄物中継基地を建設し、年間１９万トンの一般廃棄物を２５年間にわたり焼却処理しその余熱で発電を行うもの。この廃棄物はＳＴ＆Ｗパートナーシップを構成する周辺３自治体（Ｇａｔｅｓｈｅａｄ町、Ｓｏｕｔｈ　Ｔｙｎｅｓｉｄｅ市、Ｓｕｎｄｅｒｌａｎｄ市）より供給され、これまで直接埋立処分されていた廃棄物をより環境負荷の少ない方法で処理し、さらに３万１０００軒の家庭の消費電力に相当する発電が行われる。

• ［電力・発電］伊藤忠商事、英国で廃棄物処理・発電ＰＦＩ事業に参入 2011/05/02 月曜日