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東京電力、千葉県内3火力発電所に緊急用電源設備設置 33万kW超確保へ

 東京電力は、電力供給力の確保のため、千葉県の火力発電所敷地内にガスタービンなどを緊急用電源設備を設置することを発表した。設置される発電所は、姉崎、袖ケ浦、千葉の3カ所。4月から8月の運転開始を予定している。

 姉崎火力発電所は、ディーゼル発電設備(出力1400キロワット)を4台設置、4月中の運用を目指す。袖ケ浦火力発電所は、ガスエンジン発電設備(1100キロワット)を102台設置し7月中の運用開始を計画。千葉火力発電所は、1500℃級ガスタービン発電設備’33万4000キロワット)を3台設置。うち2台は8月中に、もう1台は夏の運用開始を計画している。

 3月末に東京電力が発表した今夏の電力需給量では、震災により停止していた火力発電所などが復旧した場合の試算として供給力は4650万キロワット確保することができると発表。これに対し、節電を続けた場合の平日平均の最大電力(需要量)は4800万キロワット程度、最大時でも5500万キロワットを試算している。


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