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英・BAT07年決算、営業利益は11%増

 【ロンドン1日PRN=共同JBN】ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(British American Tobacco Plc.)は2007年12月31日までの年間決算速報概要を次のように発表した。(単位は売上高と営業利益が100万英ポンド、1株利益と配当はペンス)

2007年2006年増減
売上高10、0189、762+3%
営業利益2、9052,622+11%
調整希釈化1株利益108・5398・12+11%
1株あたり配当66・2055・90+18%

 計上営業利益は11%増の29億500万英ポンドで、例外的な項目を除外すると7%増にあたる。しかし為替レートが同等だったとすると例外的項目を除き11%増で、すべての地域がこの好業績に貢献した。

 子会社からのグループ販売量は6840億本で、主として2006年末における一部市場での高いレベルの一括買い、中東における供給チェーンの崩壊、ドイツのスティックスの損失の結果、1%減少した。「グローバルドライブ」の4ブランドの販売量は10%成長を達成し、多くの市場で改善の先頭に立った。計上グループ売上高は3%増の100億1800万ポンドだったが、為替レートが同等だったとすると、より有利な価格設定と製品構成の改善の結果、5%増となる。

 調整希釈化1株利益は、主として営業利益の強力な成長の結果、11%増加したが、外国為替の動きが不利な影響を及ぼしたため一部相殺された。基本1株利益は105・19ペンスに増加した(2006年は92・08ペンス)。

 役員会は最終配当を47・60ペンスとして2008年5月7日に支払うよう勧告している。暫定配当を加えると、2007年についての公表配当はこれで合計66・20ペンスとなり、18%の増加となる。

 ジャン・デュプレシス会長は「ブリティッシュ・アメリカン・タバコにとって2007年も大変よい年で、利益が増加し多くの市場でシェアが増大した。世界中で経済、金融面の不確実性が大きい時代に、わがグループは健全な状態にある。過去5年間でFTSE100全体の89%に対し294%の大きな株主利益率を達成した」とコメントしている。

 (共同通信PRワイヤー)


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