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中国・成都でデルの工場起工式、ハイテク地区内に建設

【成都(中国)23日PRN=共同JBN】世界の大手システム・サービスのプロバイダーであるデルは23日、成都ハイテク産業開発区でデル成都グローバル・オペレーション工場の起工式を行った。

デルは成都グローバル・オペレーション工場を世界一流の近代化された製造センターにする予定で、デルのグローバル・オペレーションにとって最も重要な拠点とし、デル全体の変革を促進する。デルは世界的製品開発と設計リソースを利用して、政府、大企業、消費者、中小企業向けのサービスを含むポートフォリオ全体をカバーする完ぺきな生産ラインを確立する。最初の製品は2012年度の第4四半期に組み立てラインを離れる予定で、2013年度のデルの世界的供給量の増加に寄与する。

デル成都グローバル・オペレーション工場は、国際市場と中国消費者向けの双方に供給する。この施設の建物と操業によって、今後数年間に成都及びその周辺地区で3000を超える雇用機会を生み出す。デルは2010年1月17日、成都ハイテク産業開発区の天府ソフトウエアパークに最初のカスタマー・サービスセンターを設立している。

成都は世界のIT産業にとって重要な新興都市である。IT界の巨人インテル、テキサスインスツルメント、フォックスコン、レノボ、コンパル、ウィストロンが成都に戦略的プレゼンスを持っている。成都のコンピューター生産能力は2011年10月には世界全体の20%にあたる1億台に達すると見られており、2013年には1億7000万台に達する。


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