米ISP社、一般向け放射線モニター用のバッジを発表
【ウェイン(米ニュージャージー州)21日PRN=共同JBN】インターナショナル・スペシャルティ・プロダクツ(ISP、本社:米ニュージャージー州ウェイン)は21日、原子力事故あるいは爆発時に一般の人々の被ばくを早期に発見するため、放射線検知バッジ「RADビュー(RADView=商標)」を発売すると発表した。
同社のシニア科学フェローであるデービッド・ルウィス氏は「ISPは最近日本で発生した出来事に影響を受けた人々、あるいはどの位の放射線を被爆しているのか知りたい人々のニーズに対応する。RADビュー放射線検知バッジを使えば誰でも、簡単に読み取れるフォーマットで相対的な放射線量をモニターできる。日本が不安であるこの時期にISPは、相対的環境被ばく量に関して人々を安心させられる技術に対する要求に応じている」と語った。
RADビュー放射線検知バッジはISP独自の技術を使うことによって、自動車免許証程度の大きさのバッジの中に放射線に敏感に反応するプラスチック・フィルムを収める形で製造されている。RADビュー放射線検知バッジが放射線にさらされると着色して、放射線量に応じて放射線に敏感なフィルムの色が変化する。放射線に敏感に反応するフィルムは耐水性があり、放射線量に対して人間の身体の組織と等価に、線量率の変化には関係なく反応する。バッジは電子回路を使用しておらず、利用者が目盛りを読んだりメンテナンスする必要もない。RADビュー放射線検知バッジは安価かつ便利、しかも信頼性があり使いやすい製品である。
RADビュー放射線検知バッジは携行あるいは身体に装着して通常では最高1年間にわたって、その人の被ばく放射線をモニター可能。バッジはフィルムが自動現像するため、暗室や現像設備がなくても被ばく放射線量が多いか少ないかをすぐに目で確かめることができる。RADビュー放射線検知バッジは直感的に使えるもので、使用説明は単純かつ明快である。
RADビュー(商標)放射線検知バッジに使われているISPの独自技術は、バッジを身につけた人が放射線を浴びていないのか、あるいは最低限の線量だったのかを知るのに素早く目で確認する早期検知に理想的な技術であり、責任ある政府当局からの助言を求める前に利用者に被ばく放射線量に関する指標を提供するのを目的として提供されるものである。より詳しい情報についてはISPのアドバンスト・マテリアルス・ビジネス部門のディレクター、シャン・ユー(Xiang Yu)氏に連絡のこと。電話は+1-973-628-3811、Eメールアドレスはxyu@ispcorp.com
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- [国際情報]米ISP社、一般向け放射線モニター用のバッジを発表 2011/03/23 水曜日