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米PPGインダストリーズ、自動車向けOEM電着塗装製品を値上げへ

【トロイ(米ミシガン州)18日PRN=共同JBN】輸送機関向け塗装の世界大手製造業者であるPPGインダストリーズ社(NYSE: PPG)の自動車向けOEM事業部門は18日、プレミア電着塗装ラインとそれに関連する製品について5月1日からもしくは契約条件が許せば価格とサーチャージを値上げすると発表した。

PPGインダストリーズの自動車OEM塗装事業を担当するシンシア・A・ニーカンプ上級副社長は、世界的需要増、製造許容能力、原材料や中間財の供給停止による供給の逼迫で、原材料価格が大幅に上昇しており、価格調整の必要に迫られたと説明している。

同副社長は「エポキシ樹脂、二酸化チタンなどの主要な原材料の急速かつ持続的な値上げによって、当社のプレミア電着塗装と関連製品の価格調整を行わざるを得ない。当社は引き続き、顧客に優れた価値と世界一流のサービス、最新技術を提供する世界的塗装ソリューションを顧客に提供していくコミットメントを維持していく」と語った。

値上げは世界規模で適用され、詳細はそれぞれの場所で顧客に説明される。

▽PPGインダストリーズについて
PPGインダストリーズのビジョンは、世界大手の塗装・特定製品企業であり続けることにある。PPGインダストリーズは1883年創業で、工業、輸送機関、消費者用製品、建設の各市場とそのアフターマーケットのために存在している。PPGインダストリーズの本社は米ペンシルベニア州ピッツバーグにあり、世界60カ国以上で活動している。2010年の総売上高は134億ドル。PPGの株式はニューヨーク証券取引所(シンボル: PPG)に上場している。詳細はhttp://www.ppg.comを参照。


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