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現地語で世界の企業をサポート、モバイルアイアン

【マウンテンビュー(米カリフォルニア州)10日PRN=共同JBN】モバイル・デバイスの管理やセキュリティーで技術革新を続けているモバイルアイアン(MobileIron:http://www.mobileiron.com)は10日、世界の企業に対して現地語サポートを行うモバイルアイアン・バーチャル・スマートフォン・プラットフォーム(VSP)のバージョン4・1を発表した。また日本における最大のIT流通業者で、ソフトバンクのグループ企業であるソフトバンクBBとの間で、法人顧客に対してモバイル・デバイスの管理、セキュリティー、アプリケーション・コントロールなどを提供する再販売契約を結んだ、と発表した。

日本ではスマートフォンの人気が非常に強く、急速に普及しつつある。調査会社のIDCが昨年12月に発表した報告によると、昨年第4四半期の携帯電話出荷台数は全体で866万台、うちアップルのiPhone(アイフォーン)は106万台と、アップルの市場シェアーが初めて10%の水準を突破した。アンドロイドも急速に普及しており、業界アナリスト企業であるカナリスの調べによると、日本でのアンドロイド出荷台数は過去1年で140万台に達した。消費者による利用拡大に加えて企業もスマートフォンやタブレットを採用しており、管理・セキュリティーのツール需要に拍車をかけている。

モバイルアイアンのエンドユーザーは、ローカル化機能によって現地の言語でモバイルアイアンのソリューションと相互のやりとりが可能となる。現在は日本語が利用可能で、数週間以内には中国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、韓国語、スペイン語の利用が可能となる。多国籍にわたるモバイルアイアンの顧客は、世界に広がる従業員に対してユーザーとしてのより自然な形での利用形態を提供することで、エンドユーザー向けサポートの必要性を減らすことができる。

ソフトバンクBBの片山弘一・コマース&サービス統括CP事業推進本部AdvancedICT統括部長は「企業データの保護や、管理コストの削減、モバイルユーザーの利用感を改善するすぐれたソリューションをもたらすため、当社とともに仕事ができるパートナーを必要としていた。モバイルアイアンの技術や顧客を獲得している点だけではなく、パートナーや顧客がすべてうまく行くようなコミットメントに対してわれわれは感銘を受けた。われわれは、iOSデバイスを日本企業にもたらすためにモバイルアイアンと一緒に仕事ができるのを楽しみにしている」と語った。

またモバイルアイアンの最高経営責任者(CEO) であるボブ・ティンカー氏は「ソフトバンクBBや、日本におけるその法人顧客と一緒に仕事ができるのを喜ばしく思っている。世界中の国内企業、多国籍企業の最高情報責任者(CIO)にとって管理、安全のためのモバイル・デバイスは最大の関心事だ。ソフトバンクBBとのパートナーシップは日本で大きなよりどころであり、今後の一段の世界的な展開に役立つだろう」と述べた。

▽モバイルアイアンについて
モバイルアイアンは、ビジネスデータやアプリケーションがスマートフォンやタブレットに移される時にCIOが直面する種々の問題を解決している。モバイルアイアン・バーチャル・スマートフォン・プラットフォームはITおよびユーザーに対して、企業の安全を確保し、ワイヤレスのコストを引き下げるためモバイル・コンテンツ、活動、アプリケーションに関する情報、コントロールをリアルタイムで提供する初めてのソリューションである。詳しい情報は http://www.mobileiron.comを参照。


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