横浜ゴムとの提携が3周年、リーハイテクノロジーズ
【アトランタ(米ジョージア州)7日PRN=共同JBN】持続可能な微細ゴム粉末の製造業者であるリーハイテクノロジーズ(Lehigh Technologies)は7日、重要な使用済みタイヤの環境問題解決支援のため横浜ゴムと結んでいた提携契約が3周年を迎えたと発表した。この提携によって横浜ゴムは、環境に優しい方法で高性能タイヤを製造するとのコミットメントを継続していくことになる。
横浜ゴムの執行役員である狭間浩久氏は「われわれはリーハイと3年間にわたって緊密に協力、使用済みタイヤ・ゴムを回収し高性能、再使用可能な素材にする技術上のリーダーシップに感銘を受け続けている。さらに、われわれは重要な環境問題の解決を援助する努力でも一致している」と語った。
リーハイテクノロジーズのアラン・バートン最高経営責任者(CEO)は「環境問題でリードしている横浜ゴムと提携してきたことを誇りに思っている。横浜ゴムは、製品製造で常に持続可能性と性能を達成できる新しい、革新的方法を探し続けている」と述べた。
リーハイがタイヤ廃棄物の環境問題解決にコミットしていることは、先頃の世界経済フォーラムでも認められ、2010年技術パイオニア賞を受賞した。この賞は、企業や社会に長期的な影響を与える可能性を持つ世の中を変革する技術を開発した企業に毎年与えられる。
▽リーハイテクノロジーズについて
リーハイテクノロジーズは、使用済みタイヤやその他の製造後のゴムを持続可能な粉末に変え、広範囲の工業用、消費者用のアプリケーションとして使用できるようにする環境に配慮した大手原材料製造業者である。リーハイテクノロジーズは、先見性のあるリーダーシップと変革を起こす技術を理由に世界経済フォーラムの2010年技術パイオニア賞を受賞している。リーハイテクノロジーズは、本社を米ジョージア州タッカーに置く株式非上場企業で、クライナー・パーキンス・コーフィールド・アンド・バイヤーズ、インデックス・ベンチャーズ、NGPエナジー・テクノロジー・パートナーズから支援を受けている。詳細についてはhttp://www.lehightechnologies.comを参照。
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- [四輪・二輪]横浜ゴムとの提携が3周年、リーハイテクノロジーズ 2011/03/07 月曜日