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スーパーマイクロがシステム統合センター開設へ、アジアで操業拡大

【サンノゼ(米カリフォルニア州)24日PRN=共同JBN】サーバー技術革新とグリーン・コンピューティングの世界的リーダーであるスーパーマイクロ・コンピューター社(ナスダック:SMCI)はこのほど、台湾・桃園県にシステムの統合・配送・営業のための新規ビジネスパークを展開し、アジアでの操業能力を一層拡大し、アジア太平洋地域の顧客サービスを向上させると発表した。スーパーマイクロはアジア太平洋地域の同社顧客ベースの強い需要に後押しされ、現在の同社台湾支店地域に基づく前四半期の商品納入能力を倍増したばかりである。この新たな開発は将来における同社の成長能力をより一層高めることを支援する。

スーパーマイクロのチャールズ・リアン最高経営責任者(CEO)兼社長は「スーパーマイクロの最新技術のサーバーおよびストーレージ・システムを提供するため地元のシステム統合施設の価値を増大することによって、当社の顧客に地元の要求に即したサポート、製品化までの時間の改善、ならびにより効率的なコスト体系を提供できる。われわれはアジア太平洋地域の当社顧客の競争上の優位性を向上するとともに、アプリケーションに最適化したソリューションに対する動的需要に応えることをうれしく思う」と語った。

スーパーマイクロは昨年から、営業センターを展開するために適した場所を積極的に探してきた。スーパーマイクロは桃園県政府の支援を受け、新規に計画された同県の科学技術パーク(Science and Technology Park)に入居し、総面積160万平方フィート(約14万8600平方メートル)の施設を建設することができた。同施設は今年末には完成の予定。

スーパーマイクロは新規の科学技術パークに展開する先導企業として、台湾の中央および地方政府から大きな支援を受けた。政府は、スーパーマイクロによる先導的かつ積極的な投資によって、同パークが素早く発展し台湾の経済拡大に寄与すると確信している。

新規施設は、さまざまなスーパーマイクロのアプリケーションに最適化したサーバーおよびストレージ製品の統合に使用される。同施設はまた、インターネット検索、ウェブホスティング、クラウドコンピューティングの企業が利用するデータセンター向けのフルラック・ソリューションを統合する能力も保有する。スーパーマイクロは今回の拡大によって、同地域の顧客に恩恵をもたらすだけでなく、アップストリームおよびダウンストリームの委託製造業者に関連するソリューション・パートナーとの関係を強化することを期待している。スーパーマイクロは向こう2年間で、2000人余の雇用を創出するとみている。

▽スーパーマイクロ・コンピューター社(Super Micro Computer, Inc.、ナスダック:SMCI)について
サーバー技術革新とグリーン・コンピューティングのリーダーであるスーパーマイクロは、アプリケーションに最適化したサーバー、ワークステーション、ブレード、ストレージとGPU システムを世界中の顧客に提供している。先進的なスーパー・ビルディング・ブロック・ソリューション(Server Building Block Solutions)に基づいて、スーパーマイクロはIT、データセンターとハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)展開に最適な選択肢を提供している。同社のシステム・アーキテクチャー革新には、ツイン・サーバー(Twin server)、ダブルサイデッド・ストレージ(Double-sided Storage、商標)やスーパーブレード(SuperBlade、登録商標)製品ファミリーなどが含まれる。スーパーマイクロは業界で最も総合的製品ラインアップを提供し、企業の大小にかかわらずあらゆる企業に対し、類を見ないパフォーマンスと価値を届け、エネルギー効率が良く地球に優しい製品を提供している。スーパーマイクロは1993年に創立され、シリコンバレーに本社、そして欧州とアジアに世界的な営業、製造センターを置いている。

詳細については、ウェブサイトhttp://www.supermicro.comを参照。


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