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ボーイング、新型747-8初号機を初披露

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初披露された赤橙色塗装の新型747-8(写真・ボーイング)
 米航空機製造大手のボーイングは、エバレット工場で、新型旅客機「747-8インターコンチネンタル」初号機を初披露した。

 747-8インターコンチネンタルは、需要の高い長距離路線に最適な400~500席市場唯一の旅客機で、既存の747-400型機と比較するとシートマイル当たりのコストが12%低減、燃料効率性は16%向上、1旅客当たりの排ガス量は16%削減、騒音も30%軽減する。

 また、客室内は787型機の新デザインを採り入れており、アーチ形状を活かした内装は乗客に広いスペース感覚と快適性を提供する他、手荷物用の収納スペースを拡大した。

 初披露した機体には、747-8インターコンチネンタル初号機用の赤橙色を主体とした『Sunrise』リブリーを施した。これまでのボーイング・ブルーとは大きく異なったこの色彩は、赤橙色を隆盛と幸運のシンボルとする文化を継承する多くのユーザーに敬意を表したもの。

 なお、747-8インターコンチネンタル初号機のデリバリーは、今年第4四半期を予定している。


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