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ドイツがナノテクに一層の支援、ナノテク東京でプレゼン

【ベルリン、東京15日PRN=共同JBN】ドイツ連邦政府は最近ナノテクノロジー行動計画2015を発表した。これは総合的なアプローチで、2010年には4億ユーロと欧州最高水準の公的資金を提供した既存プログラムを延長・拡大したもの。外国投資家にとって改善されたこのような条件を背景に、ドイツ貿易・投資振興機関(Germany Trade & Invest)は2月16日から18日まで東京で開かれるナノテク東京(国際ナノテクノロジー総合展)のドイツ・パビリオンのブース番号E-18-27に代表者が参加。参加国としては30を超える展示者の中で最大のプレゼンテーションを行う。

ドイツ貿易・投資振興機関(ベルリン)のナノテクノロジー担当シニア・マネジャーであるライナー・ミュラー氏は「ナノテクノロジーは様々な産業、研究の分野で使われている。ドイツでは大学や研究機関、産業界による優れた協力が外国人投資家への卓説した機会を創り出している。ナノテクノロジーを用いてわれわれは移動やエネルギー、ヘルスケア、通信まで広範囲な世界的課題により良く取り組むことでできる」と述べた。

ナノテクノロジー分野でのドイツの活動は、公的資金、民間資金の額、特許数、実際に携わっている企業数、目標を定めたイニシアチブなどの点からみて、欧州で最も集中的に進められており、企業・機関数は約2000とドイツは、ナノテクノロジー製品、プロセスの研究、商業化では欧州の最先端をいっている、また合計9つの全国規模のナノテクノロジー・クラスターが開発されている。

▽関心を引くドイツ経済
2010年に記録的な成長を遂げたあと、2011年のドイツ国内総生産(GDP)予想成長率は2・3%となっている。2009年に世界的な景気後退を経験したあとの急速な回復は、国際的な関心を呼んでいる。

ドイツ貿易・投資振興機関の日本代表である浅川石見氏は「ドイツ経済はほとんどの予想を上回る成長を果たし、国際投資家、特に将来のハイテク産業に目を向けている国際投資家が関心を寄せている。ドイツの経済実施は、欧州市場の中心に参入する日本企業にユーニークな機会を生み出している」と語っている。

ドイツ貿易・投資振興機関はドイツ連邦政府の対外貿易、国内投資推進機関。ドイツ市場へのビジネス活動拡大を望む外国企業に助言し、外国市場への参 入を望むドイツ企業には対外貿易に関する情報を提供している。


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