レノボの西部基地建設起工式、中国・成都市ハイテク産業開発区
【成都(中国)29日PRN=共同JBN】PCメーカー大手のレノボと成都ハイテク産業開発区(Chengdu Hi-Tech Zone)は2011年1月29日、契約に基づいて成都ハイテク産業開発区にレノボ(西部)の施設建設の起工式を行う。両社の契約によると、このプロジェクトでは2011年後半からPCの生産を開始し、年間の生産能力は1000万台になる見込み。研究・開発面では、研究開発センターが順次設けられ約1000人が働くことになる。この完成時点でレノボ西部基地は、レノボ・モバイル・インターネットの研究開発センターとして最も重要な拠点の一つになる。レノボは、販売と事業運営に関して成都に商業コンプレックスと顧客対応地域センターを設立し中国西部、南アジアと欧州におよぶ市場をカバーする予定。
レノボ・グループのチャオ・ソン上級副社長は、レノボ(西部)オペレーションセンターの建設促進について、レノボ・グループの世界戦略の遂行上大きな意味があり、中国国内と海外の両方で主導的立場を強化するものであると語っている。
成都市はハイテク産業と近代的サービス産業における強固な基盤を確立しており、インテル、デル、レノボ、フォックスコン(鴻海精密工業)、テキサス・インスツルメンツ、コンパル(仁宝電脳)、ウィストロン(緯創)など世界一流IT企業が成都に拠点を設けている。成都市の白剛副市長は、レノボの西部基地建設によって、成都市における世界一流のエレクトロニクス、IT産業基地建設が促進されることになると述べている。
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- [家電・弱電]レノボの西部基地建設起工式、中国・成都市ハイテク産業開発区 2011/01/31 月曜日