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天津トヨタ、累積生産車両200万台を達成

【天津(中国)27日PRN=共同JBN】常時に高品質製品を提供し、中国の天津FAWトヨタ・モーター(TFTM、天津一汽トヨタ自動車有限会社)は24日、同社の200万台目の車両が天津経済技術開発区(TEDA)にある組み立てラインを離れ、累積生産台数の意義深い一里塚を築いた。

TFTMスタッフは日夜、「品質をあらゆるプロセスの内部に組み込まなければならない」と「顧客第一」というコミットメントに注力し、顧客に最高品質の車両を提供することに専念している。TEDAにあるTFTM施設は、稼動6カ月後の2003年4月に1万台目の車両を生産し、10万台目が2004年8月、50万台目を2007年2月にそれぞれラインを離れた。TFTMは正式稼動開始から6年足らずで、施設開所から8年目の2008年9月に100万台目車両の目標を達成した。同社は2008年9月からわずか28カ月で200万台車両の一里塚の達成を発表した。200万台目の車両生産の達成は、TFTMがデザイン、研究開発、マネジメントにおける競争力をますます向上させ、積極的な拡大を持続していることを実証している。

天津経済技術開発区(TEDA)はこの数年間、企業が生産および操業上の困難を解決することを支援する高品質サービスを提供してきた。TFTMは、 TEDAの良好な投資環境、ならびに最先端の管理コンセプトと豊富な経験を備えた中国と日本の親企業の指導の下で着実な発展を遂げた。同社は2002年から9つの新モデルを発表し、エコノミーカー、中型車、シティーSUV(都市向けスポーツ用多目的車)を含む総合的な生産構成を形成している。TFTMは、同社の 西青工場を転換して2つの最新の効率的ラインをTEDAに建設することによって、当初の年間3万台から年間42万台の生産能力に拡大した。TFTMは現在、最先端技術、科学的マネジメント、能力あるスタッフ、持続的な改善、緊密な連絡を備え、信頼が置け高品質な車両を生産することによってブランド認知を強化することを継続している。

TFTMは、同地域の経済成長を促進することで社会的利益をもたらすことに成功しており、尊敬するに足りかつ信頼できる企業市民と見なされている。同社は雇員1万2000人を擁し、総額417億7400万元を納税するとともに、これまでに6万人余の雇用機会を提供した。さらにTFTMはさまざまな手段を通じて、2000万元以上をコミュニティーに寄付した。低炭素経済および省エネの時代において、同社は製造工程と設備の更新、環境を配慮した素材の利用、汚染排出の削減、スタッフ資質の向上などを実施することで環境を損なわない工場を建設することを目指し、環境保護への投資増大を続けている。


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