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日揮、インドネシアのLNG建設プロジェクトを受注

 日揮は25日、インドネシアで建設が進められているドンギ・スノロLNG社のLNG建設に関わるプラント設計建設を含めたプロジェクトを、現地子会社のJGCインドネシア社と共同で一括契約したと発表した。受注金額は約17億米ドル。2014年後半の納入を目指す。

 今回契約が決まったのは、三菱商事、韓国ガス公社、インドネシアのプルタミナ社およびメドコ・エネルギー社が、ドンギ・スノロLNG向けに進めているLNGプラント建設プロジェクト。年産約200万トンのLNGプラント、ユーティリティ、オフサイト、マリン設備、インフラストラクチャーなどに係る設計、機材調達、建設および試運転役務が含まれる。

 このドンギ・スノロLNGプロジェクトは、三菱商事が主導し、韓国ガス公社、インドネシア国営石油会社プルタミナ社および同国エネルギー企業最大手のメドコ社と共同で進める、同国4番目となるLNG生産基地プロジェクト。原料となる天然ガスは、スラウェシ島のSenoro-ToiliおよびMatindokの2つのガス田から供給される。

 インドネシアは日本への最大のLNG供給国だが、近年ガス産出量の減退に伴いLNG生産量が減少していることから、同プラントはインドネシアのLNG生産量を維持、増加させる重要な役割を果たすことになる。日揮は世界のLNGプラント全生産量のうち約30%の建設実績を保持し、現在も豪州とパプアニューギニアで2件のLNGプロジェクトを遂行中である。


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