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川崎重工、韓国石油公社へ天然ガス圧縮機2機を納入

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納入した天然ガス圧縮機(写真・川崎重工)
 川崎重工は25日、韓国石油公社向けに天然ガス圧縮機2基を出荷したと発表した。同圧縮機は、韓国ウルサン沖で推進する1ガスプラットフォーム改修工事(第2期工事)の既設ガスコンプレッションモジュールに増設される。

 ガスコンプレッションモジュールは、限られた洋上プラットフォーム上のスペースを有効に活用するため、圧縮機を中心とする駆動機・ガスクーラー・スクラバー・バルブ・制御装置等の機器をコンパクトにまとめた設備。洋上で昇圧した天然ガスを海底パイプラインにて陸地へ圧送するもの。

 今回出荷した天然ガス圧縮機は、長年のガス生産による天然ガス貯留層の圧力低下に対応して、ガスコンプレッションモジュールの昇圧能力を向上させるために設置。2009年9月に韓国の現代建設より受注した。

 既設のガスコンプレッションモジュールは川崎重工が2008年に納入したもので、当初より天然ガス貯留層の圧力低下を想定して圧縮機が増設できるように設計・建造されており、充分な安全性とメンテナンススペースをモジュール内に確保している。


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