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京セラ、チェコ工場の太陽電池モジュール生産能力を拡大へ

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第2工場(左)の完成予想図。隣は第1工場(写真・京セラ)
 京セラは、欧州にある太陽電池モジュールの生産拠点である京セラソーラーヨーロッパ・チェコ工場(カダン市)の敷地内に第2工場を建設すると発表した。工事は既に着工しており、今秋に完工する予定。稼動すれば年間の生産能力は360MWにおよび、第1工場と合わせると同社の生産拠点では最大となる560MWの年間生産能力を有することになる。

 新工場棟は、建築面積1万7896平方メートル、延床面積1万8668平方メートル、1部2階建て。2010年11月に着工し2011年秋に完工予定。同時期から順次稼動を開始していく予定。同工場では太陽電池モジュールを生産し、新工場棟だけで年間360MWの生産能力を目指す。

 チェコ工場は2005年10月に第1工場を開工し、世界最大といわれる欧州市場を中心に太陽電池モジュールを供給してきた。これまでには、スペインの大規模太陽光発電所3カ所(合計53.1MW)など、大型案件への供給実績を有している。


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