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中国の日産ティアナに標準装備、モービルアイの運転支援システム

【アムステルダム14日PRN=共同JBN】高度運転支援システムの開発で世界的なマーケットリーダーであるモービルアイ(Mobileye N. V.)は14日、中国の日産販売店がモービルアイ技術を標準装備した日産ティアナ(北米ではマキシマ名)の販売を始めると発表した。日産「ティアナ・イーグルアイ」は中国全土で販売され、購入した人はモービルアイのC2-270衝突防止システムを装備した新しい日産車の恩恵を受けることができる。

日産ティアナ・イーグルアイ計画は、中国におけるモービルアイの販売店である深せん車元素(Shenzhen Cheyuansu)が策定したもので、モービルアイとしては中国の自動車市場における戦略的動きと捉えている。この計画は、モービルアイ独自の衝突防止技術を大量市場に売り込むことで、モービルアイの世界戦略にとって貴重な実績を加えることになる。

中国南部ではビュイック、キャデラック、アキュラの販売店がすでにモービルアイC2をオプションとして販売している。しかし、日産は標準仕様の安全装備としてモービルアイを備えた特定モデルを中国で販売する最初の自動車会社となる。

モービルアイは最近異なるセグメントで、いくつかの節目となる成果を上げている。コカコーラ・ボトリング・アンド・ディストリビューション社の一部門であるコカコーラヘレニックの車両サポートマネジャーであるヤノス・キス氏は昨年11月18日、ブリュッセルで開催された2010年フリート・セイフティー・アワーズで受賞した後の催しで、モービルアイが同社車両の安全技術サプライヤーとして選ばれたことを公に宣言し、その数週間後に発表された。

モービルアイを使用して運転の安全性を改善したことによって受賞したキス氏は、19週間にわたってモービルアイのシステムを試験し、衝突事故ゼロ、運転態度の改善、ガソリンの使用量の大幅な節約などすばらしい結果を得て同システムを選択した。

▽モービルアイ社(Mobileye N.V.)について
モービルアイ社は本社がオランダにあり、イスラエルに研究開発施設、米国、キプロス、日本にオフィスがある。モービルアイは、自動車用アプリケーション向けの最先端画像検知・処理技術分野のテクノロジーリーダーで、あらゆる分野の視覚アプリケーションをカバーする製品を提供している。モービルアイ独自の単眼視覚プラットフォームは、ドライバーの安全を高め、事故を避けるのを支援し、運転方法に革新をもたらす能力を持つ第3の目として機能する。同社の EyeQ(商標)システム・オン・チップにセットされた特許ソフトウエア・アルゴリズム製品は、2007年以来BMW、GM、ボルボ、裕隆汽車(日産)の各種モデルに使用されている。モービルアイの詳細はhttp://www.mobileye.comを参照。


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