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ホンダ、電動二輪車「EV-neo」リース販売を開始

EV-neo
リース販売が開始される電動二輪車「EV-neo(イーブイ・ネオ)」(写真・ホンダ)
 ホンダは16日、ハイブリッド自動車「インサイト」の技術などを応用した自社製モーターとリチウムイオン電池を採用した電動二輪車「EV-neo(イーブイ・ネオ)」のリース販売を12月24日に開始すると発表した。車両本体は45万4650円から。国内における年間の販売計画は1000台としている。

 「EV-neo」は、重量物の運搬や配達業務などのビジネス用途向けに開発した原付一種(第一種原動機付自転車)の電動二輪車。2010年12月から2011年3月にかけて、複数の協力企業に走行データ収集などのモニタリングを行うための車両約100台を納車し、一般の企業や個人事業主に対するリース販売は、2011年4月からを予定している。

 「EV-neo」は、走行時にCO2を一切排出しない「クリーン」で「静か」な電動ならではの優れた環境性能に加え、低回転からトルクのあるモーターの特性を活かし、荷物積載時でも力強い発進性能と登坂性能を実現。インサイトの技術などを応用した自社製のモーターとリチウムイオン電池を採用し、業務の合間に充電が完了できるよう、約30分でフル充電(気温25℃環境下)が可能な新開発の専用急速充電器との組み合わせにより、様々なビジネスの現場で幅広く使える本格的な電動二輪車として開発。

 車体は、荷物を積みやすい広くフラットなリアデッキや、乗り降りしやすいフラットなフロアなど、配達などの業務における使い勝手を考慮。「EV-neo」をベースに、新聞などの配達に便利な大型リアキャリアと、フロントバスケットの装着に便利なブラケットを標準装備してさらに積載性を高めた「EV-neo PRO」も同時に販売する。

 


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