フォード保有のマツダ株式を譲渡、比率11%→3・5%へ
マツダは18日、フォードモーターカンパニーが保有するマツダ株式の一部を、マツダの取引先企業に譲渡すると発表した。フォードはマツダの株式を11%保有しているが、今後もマツダの大口株主として3.5%の株式を保有する。
フォードが譲渡を予定している株式は7.5%。マツダの既存の株主や東京証券取引所の立会外市場取引を通じてマツダのお取引先企業数社に譲渡する予定。
今回の譲渡によるマツダとフォードの戦略的提携関係に影響はなく、継続していくことで合意しているという。また、マツダの経営方針および業績予想に影響はないとしている。
マツダの山内孝代表取締役会長社長兼CEO(最高経営責任者)は「フォードとは、引き続き当社株式を3.5%保有する大口株主として、30年以上培ってきた戦略的提携関係を継続することで合意しています。両社は、今後とも主要な合弁事業や技術情報の交換など、双方がメリットを得られる分野で協力していきます」と述べている。
前後の記事
記事バックナンバー
- [四輪・二輪]フォード保有のマツダ株式を譲渡、比率11%→3・5%へ 2010/11/19 金曜日