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ベトコムバンク・タワーが着工、ペリ・クラークが設計担当

ベトコムバンク・タワー【ニューヘーブン(米コネチカット州)28日PRN=共同JBN】ベトコムバンク(Vietcombank、 http://www.vietcombank.com.vn/en)のホーチミン市本社であり、米国のペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ社(Pelli Clarke Pelli Architects、http://www.pcparch.com)にとってはベトナムで最初の建造物になるベトコムバンク・タワー(http: //tinyurl.com/2bp75ro)が28日、着工された。

ベトコムバンク・タワー(http://tinyurl.com/2bp75ro)はサイゴン川西岸の一等地であるメリンスクエアで最も高い建物になる。古い時代の高層建築を思わせるデザインを持ち、35階建てのオフィスタワーには、同銀行主力のリテール部門、銀行事務所、さらに海外のテナントを勧誘するための最高級のオフィススペースが設けられる。

同社のシニア・プリンシパルで米国建築家協会正会員(FAIA)のフレッド・クラーク氏(http://tinyurl.com/njqpwz)は「ホーチミン市のベトコムバンク本店を設計できたのはペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツの誇りだ。われわれは安定性、ビジョン、進歩を体現する建物を実現するために頑丈で自信ある設計を行った」と語った。

この建物の設計の特徴は、王冠のようなタワーの先端部、目立つ尖塔(せんとう)、さらに尊敬される金融機関にふさわしい安定性、永続性を表すように選ばれた建材である。外壁には薄い色の花こう岩が使われ、建物の高さを際立たせる垂直の金属のリブの中に組み込まれている。夜間にはタワー全体がカスタムメードの一体的な照明設備によってライトアップされる。タワー地上部には6本の花こう岩の柱からなるロジアと天蓋(てんがい)が入り口を飾る。中に入ると、銀行のリテール部門と事務所はそれぞれ別のロビーを持ち、大理石の壁、木の羽根板の天井などエレガントで荘重な雰囲気をつくるために自然の材料を使って仕上げてある。このビルに隣接して遊歩道、噴水、ベンチのある公園が一般に開放される。

同ビルはベトコムバンク・ボンダイ・ベンタン合弁会社のプロジェクトとして建設され、総工費は6700万ドル、工事の完成は2013年に予定されている。

▽ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ(Pelli Clarke Pelli Architects)について
1977年にシーザー・ペリ(http://tinyurl.com/njqpwz)、フレッド・クラーク(http://tinyurl.com /njqpwz)、ラファエル・ペリ(http://tinyurl.com/njqpwz)によって設立されたペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツは世界でもっとも著名なビルを何点も設計しているが、その中にはニューヨークのワールドフィナンシャルセンター(http://tinyurl.com /2g46cre)、クアラルンプールのペトロナス・タワーズ(http://tinyurl.com/32895yl)、香港の国際金融中心(http://tinyurl.com/2ua2vzk)などがある。同設計事務所は過去にも高い評価を受けており、設計関連の賞も何百と受けているが、その中には米国建築協会建築事務所賞、アーキテクチャーに対するアーガー・ハーン賞などがある。


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