三菱化学、英米にリチウムイオン電池用電解液新工場を設立
三菱化学は25日、英国および米国でリチウムイオン電池用電解液を製造する新工場を設立すると発表した。新工場はいずれも三菱レイヨンの完全子会社であるルーサイト・インターナショナル・グループの工場敷地内に設立する。英国及び米国新工場それぞれ約25億円投じて年産1万トン体制を構築。英国は2011年秋、米国は2012年夏の操業開始を検討する。
三菱化学はリチウムイオン電池の主要4材料(電解液・負極材・正極材・セパレータ)すべてを取り扱う。安定した品質と国内外にわたる万全の供給体制を整え、電池材料ビジネスのさらなる拡大を目指す。
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- [電力・発電]三菱化学、英米にリチウムイオン電池用電解液新工場を設立 2010/10/26 火曜日